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現代思想を通して,時代の問いかけに身を曝し,自分自身の思想や信仰を確立していく
08年4〜6月の読書会: 「私の哲学遺言」 ジャン・ギトン著 新評論
98歳にならんとする年老いた哲学者が,死ぬ瞬間に自分の人生を振り返り,生前に出会った著名な哲学者や政治家に再会して,議論を行う。どうして弱い自分が,たくさんの疑問を抱えながら,終わりまで神を信じられたかなど,ありのままの自分を曝け出しながら,問っていく。信仰,悪の問題,魂の不滅,自由,道徳などの問題についておもしろく論じられる。
ジャン・ギトン(1901〜1999)はベルグソンの弟子で,カトリックの信仰をもっていながら,現代思想との開かれた対話を試みたフランスの有名な哲学者。彼の思想は,現代社会にどう信仰を生きることができるかと,私たちに貴重な示唆を与えてくれる。
担当:シェガレ神父
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